固定IPについて固定IPとは、いつも同じ番号が割り当てられるIPアドレスのことです。
IPアドレスとは、その名の通り「住所」のようなものであり、同じアドレスが重複して使われることはありません。
通常のADSLや光回線サービスなどでは、割り当てられるIPアドレスが変化します。IPアドレスを固定することで様々な可能性が広がります。
<参考>OCN 固定IP http://www.kotei-ip.com/
通常、一般の方々が自宅でネットサーフィンを楽しむ際、自分から情報などをインターネットから取得することはあっても、外部から自分のパソコンにアクセスさせることはありません。 しかし、ビジネスにおいては、データを一元管理するなどで、ある特定の社内のPCにデータを蓄積した場合、外部からアクセスする必要があります。
通常インターネットサービスプロバイダを通してインターネットに接続する場合、IPアドレスは接続する度に変更されることになります。接続する度にIPアドレスが変わってしまうと何かと不都合が生じます。
そこでVPNを構築するに当たっては固定IPを取得することで、より快適で効率的なネットワークを運用することが可能となります。
固定IPを取得することによりできる事は、以下の様なものがあります。
■外部から自社のネットワークにアクセスが可能。
外出先は国内だけではなく、海外からでもインターネットへ接続できる環境があれば、アクセスできる。 ■独自ドメインでWEBサイトの公開が、自社で設置したWEBサーバから行える。
レンタルサーバを借りることなく、自社(自宅)にてWEBサーバの設置・公開が可能。
■WEBカメラで遠隔地からの監視を行ったり、ビデオ会議システムの導入が可能。
VPNと合わせて利用することで、専用線のようなネットワークを構築できる。
固定IPを必要とする金融オンラインサービスなども利用可能になる。
例えばあなたが外出する際、パソコンの電源をいれっぱなしにして、WebカメラをONにしておけば、それは防犯カメラとして使うこともできます。
すなわち、誰でも防犯対策ができる時代になっていることから、固定IPの需要は、個人・法人問わず増えていくと考えられています。
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